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【殺人鬼と三角関係】 第32話 裏切りの魔女

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実典はケヴィンに従い、ケヴィンの部屋に入った。無造作にしかれた布団。奥には無機質なテーブルがある。薬品やカード類が並べられており、魔術師特有の薬臭い匂いがした。

 「じゃ、じゃあ。はじめようか」

ケヴィンは若干裏返った声で言う。チラチラと実典を見ては実典の様子を伺っていた。その目線は実典の顔から胸へと移る。どうみても緊張しているようだった。

「何よいまさら。あんだけ私にセクハラしといて。いつもの調子はどうしたんだよ」

実典は呆れたように言った。

「しょうがないだろ!初めてなんだから、あんときは頭に血が上ってて調子に乗ってたんだよ!それに」

ケヴィンは顔を背けた。

「実典も怒らないし、従順で可愛かったから……」

実典の顔が真っ赤になった。まさかそんなことを考えてるとは思いもしなかった。

「……それで、どうすればいいの?」

「ん?」

「性魔術ってどうやればいいの!」

「普通にセックスすればいいんだよ!」

「それだけ?」

「そう、それだけ!」

実典は納得した。

「うう、恥ずかしい」

「は、はじめようか。時間なくなっちゃうし」

ケヴィンは諦めたように実典に近づいた。

「えーと、いつもみたいな感じで良いんだよね?」

「か、確認しないでよ……」

目を背ける実典。その姿を見ていると途端に愛おしさがこみ上げてきた。一番だのなんだの言っていたのが馬鹿みたいだ。彼女に元々そんな概念は無いのだから。

ケヴィンは息を吸う。いつも通り。そう、いつも通りにやればいい。

「じゃあそこに寝っ転がって」

実典は黙って従った。ケヴィンの布団に横たわる。ケヴィンが実典の上にまたがりボタンを一つ一つ外していった。実典の素肌が露わになる。服の上から胸を撫でた。そして実典を見る。

 「ケヴィン……」

実典はケヴィンを見て呟く。ケヴィンは実典の頬にキスすると微笑んだ。

「何?」

「あまり、見ないで。恥ずかしい」

ケヴィンは思わず笑った。

「どうして?綺麗だよ。実典」

実典は目を逸らした。顔を真っ赤にしている。

「私、ケヴィンみたいに綺麗じゃないから」

ケヴィンは実典の顔をこちらにむけるとそのまま唇を重ねた。舌をねじ込み実典の歯を撫でる。

そして唇を離し人工呼吸をするように何度も唇を重ねた。実典は嫌がることなく舌で答えてきた。お互いの唇がすべり、動いてはまた重なり合う。実典は何度も応えてくれる。

体を震わせるほど快感だった。いつもとは違う愛し合った男女のキス。飢えたように互いを求め合う。確かに至福の時だ。

ケヴィンは唇を滑らせ実典の乳房を吸った。片方の手で余った乳房を揉む。実典の口から小さく吐息が漏れた。その吐息が酷く官能的でケヴィンの股間が固くなった。

「実典感じてるの?いつもは嫌がるのに」

ケヴィンは悪戯っぽく笑った。

「ちがうよ!」

実典は普通に怒った。

「そうかな」

ケヴィンは実典の首筋を吸った。そして顔を近づけ実典の顔を覗き込む。実典は顔を真っ赤にして目を逸らした。

「感じなきゃいけないの……」

か細い声で実典は呟いた。ケヴィンは実典の肌を指でつつーっと撫でる。実典の体にぞくりとした感触が波打った。

「どうして?」

 ケヴィンは笑いながら問う。それを言わせるのか、と実典は不満げに顔を背けていた。

「……きいから」

まったく聞こえないほど小さい声だった。

「ん?」

ケヴィンは問い返す。その顔は悪戯心に満ちていたが実典の意図していることは分かっていないだろう。

「……っ」

実典は息を吐いた。そして言う。

「ケヴィンの大きいから、普通に入れたら痛いでしょ」

そこまで言って実典は涙目になった。これではまるで自分が変態みたいだ。

「うう……」

実典は恥ずかしさで顔が真っ赤になった。ケヴィンは驚いたように実典を見ていたが、すぐに自分を取り戻し実典の顔に両手をあてがう。そして再び唇を奪った。粘膜のように粘り気のあるキスだった。

「実典かわいい」

ケヴィンは笑うとそのまま体を起こし、着ていたシャツを脱いだ。ケヴィンの上半身が露になる。肩幅が広く筋肉質でたくましい体だった。実典の服に手をかけ着衣を取り外していく。ブラウスを外し、スカートを脱がせ、下着に手をつける。下着をはずすのは簡単だった。実典の下着をこっそり触っていたからだ。自分の下には一糸纏わぬ姿の実典がいる。

しばらく実典の裸をじっくりと眺めて堪能すると再び覆いかぶさり、素肌を重ね合わせた。互いの体温が直に伝わった。その状態で実典の首筋を吸い、唇をスライドさせて乳房に向かっていく。片方の乳房を揉みながら舌で跡を残して行った。

「あ……」

実典は拒絶しなかった。ケヴィンに対して従順な、いつもと違う姿。その姿にケヴィンはますます興奮した。ズボン越しに自分の下半身を押し付けた。

「やっ」

実典は小さく悲鳴を上げる。その声がたまらなく官能的でもっと聞きたくなった。ケヴィンは実典の足の間に手を持っていき、湿った表面を撫でた。そこは潤っており、いつでも迎え入れる準備ができているように思えた。指を這わせて位置を確かめる。粘液で覆われた部分に一箇所だけ指が入り込む穴のような場所があった。

(ここか?)

指を出し入れしてみる。

「っあ……」

実典が反応していた。様子を伺いながら少しずつ指を深く入れて行った。

「だめ、それ以上いれないで」

実典が懇願するように言った。目には涙を溜めて、顔を赤くしている。限界だった。主にケヴィンが。

ケヴィンは一旦体を起こして実典から離れた。実典も上半身を起こして不思議そうにケヴィンを見る。ケヴィンは自身のベルトに手をかけると拘束を解いた。そしてズボンを脱ぎ、裸になる。

実典はケヴィンの裸を見つめた。何度目かになるケヴィンの裸。その股間はひどく膨張していた。思わず目が丸くなる。男性の裸を見たことがないわけではなかったが、このようにじっくりと眺めたのは初めてだった。

ケヴィンは実典の肩を掴むとそのまま布団に押し付けた。足の間に腰をうずめ位置を調整する。指で先ほどの位置を確認しながら、うずまる部分に先端をあてがった。粘液によってずるりと少しだけ内に入りそうになる。

「っく、あ」

実典の淫らな声が響いた。ケヴィンの頭がびりびりと痺れる。ケヴィンは布団に手をついて実典に重なった。

「入れるね」

「……っ」

実典は目を閉じて受け入れた。ゆっくりとケヴィンのそれが内側に入っていく。体を濡らしてもやはりそれは大きかった。実典の中の側面を引き裂きながら押し込まれていく。実典は痛みに耐えていたが、たまらず体全体が硬直していった。ケヴィンの一部が入りづらくなり、外に押し出される力が働く。

「ちょっときついかな……」

ケヴィンはたまらず呟いた。そして実典の額に手を置いて問いかける。

「実典、こういうことするの久しぶり?」

「……っ」

実典は顔を背けた。処女……ではないと思うがなかなか体が入っていかない。もしかしたらこれが普通なのだろうか。ケヴィンには経験がない。映画やビデオでしかそういった知識が無かった。

「実典……力抜いて」

ケヴィンは息を乱しながら囁いた。実典は吐息を漏らしながら体をケヴィンに預けた。少ずつ、ケヴィンの肉が深まっていく。みちみち、と実典の肉を裂いた。圧迫感と引き裂かれるような感覚が実典を襲うが、実典はひたすら呼吸を乱して力を抜いた。どんどんケヴィンの一部が入っていく。それを感じ取るとケヴィンは力を込め、一気に自分自身を実典に押し込んだ。

「っ……ああ!」

びりっ、と紙が破けるような錯覚。鋭い痛みに実典は悲鳴を上げた。ケヴィンは実典に体を密着させて力を抜く。実典の顔が自分の胸の位置に当たった。

実典のやわらかく暖かい肉がケヴィンに絡みつきぴくぴくと動いた。実典の呼吸に合わせて鼓動し、ぴったりと密着して離さない。艶かしく生々しい。どろりとしていて暖かい。最高の感覚だった。確かに癖になりそうだ。こうしてぴったりと混ざり合ってるだけでイきそうだ。

「……っ、はあ。実典、ここからどうすればいいの?」

ケヴィンは息を荒げてわざと問いかけた。その先を知っていたが、普通に動くのも面白くなかった。実典を困らせてやりたい。

「えっ……と」

実典は予想通り困惑していた。その先の答えを話すのが恥ずかしくて仕方が無いのだろう。ケヴィンは思わず笑った。

「どうしてほしいの?」

「う、動いて……」

「どうやって?どんな風に」

ケヴィンは尚、問う。

「えっと……激しく、中を突くみたいに」

そこで実典は顔を背けた。顔を真っ赤にしている。よほど恥ずかしかったのだろう。

実典はどうやら乱暴に犯される方が好きらしい。それは考えなくてもわかった。いじめるのは止めだ。ケヴィンは腰を動かして実典の内を突いた。

「っ……ああ!」

自身の内部を圧迫するケヴィンの体が激しく動き実典はよがった。みちみちと肉を掻き分けては何度も自分を犯していく。はじめは痛みを帯びていたそれが快感を伴っていた。ずぶりずぶりと、激しく自分を陵辱した。それに伴い実典の嬌声も大きくなっていく。それがケヴィンを刺激した。ケヴィンの理性を飛ばしていき、興奮させた。激しく呼吸しながら、実典の中を何度も突き上げた。獣のように野生的な動きだった。

「実典、愛してる」

「……あ」

よがり続ける実典にケヴィンは言う。

「ねえ、僕を愛してるって言って」

妖艶に顔を歪ませてケヴィンは言った。ケヴィンの体に覆われながら実典は涙を浮かべて言った。

「愛してる」

その瞬間、ケヴィンの顔がぱっと輝き、花のような笑顔がさいた。野生的な動きが淫乱に変わり、ぐりぐりと結合部を擦る。

「もう一回、もう一回言って」

ケヴィンは更に懇願した。

「愛してるわ、ケヴィン」

実典が応えるとケヴィンは更に喜んだ。そして実典の内側を何度も突いた。

「実典、僕。好きだったんだよ。ずっとこうしたかったんだ」

「え……」

ケヴィンは布団に手をつき、上半身を少しだけ起こして実典を見つめた。動きを少しだけ弱め恍惚と語る。

「初めて会ったときから。ううん。実典に会う前からずっと」

「……」

どうして今こんなことを言うのか。実典は分からなかった。

「あいつよりも先に実典を好きになったのは僕だ」

ケヴィンは微笑ながら言った。

「だから僕には先に実典を抱く権利がある」

その間も尚、ケヴィンは優しく動いていた。

「なのに実典はぜんぜん僕を相手にしてくれなかった。僕の好意を疑って信じてくれなかった。だからすごく悲しかった」

「ご……ごめん」

実典は思わず謝ってしまった。

「この世界で僕を受け入れてくれるのは実典だけ、愛してくれるのは実典だけなんだ……だから」

ケヴィンは実典の頬を撫でた。

「妊娠してよ」

実典の目が見開く。

「そしたら永遠に僕のものだ」

「ケヴィン……」

ケヴィンは目を細めた。そして動きを再開する。

「あいつなんかに渡しはしない」

「や、やめっ」

実典は反射的にみじろくがケヴィンの腕が実典の体を拘束した。その背に手を回し、頭をがっしりと固定する。実典の体にケヴィンの強い力が重なった。同時に動きが早まっていく。激しく実典の中をかき回し突き動かした。

「っ……ああ!」

実典の視界が真っ白になった。こうなってしまうと力が入らず抵抗もかなわない。ただケヴィンに突き動かされ犯されていった。そしてケヴィンは一際力を込めて自身の肉体を実典の奥に入れた。実典の体内にどろりとしたものが吐き出されていく。じわりと体に取り込まれていく。どくどくと全てが吐き出されると、ケヴィンの脈打つものだけが中に残された。その瞬間、ケヴィンから力が抜け、実典の上に倒れこんだ。

「はぁ……はぁ……」

「ケヴィン……」

実典はケヴィンの背中に手を回した。そして目を閉じて全てを受け入れる。

ケヴィンの魔力が自分の中で振動するのが分かった。体の体温を熱くし、どくどくとめぐっていく。充電済みの体にさらに栄養が廻るように、本来のスペックを大幅に引き上げるのが分かった。たしかにこれならば剣の一撃くらいには耐えられそうだった。

ケヴィンは体を起こし、実典の体から自身を引き抜いた。

「あと3回」

実典の顔を見つめながら真顔で言った。その瞬間、実典の顔が引き攣った。