HeavyNovel |二次創作小説・Web小説サイト

二次創作小説やWeb小説などを取り扱っています。

二次創作小説やWeb小説などを取り扱っています。

トラッパーの日記 40日目【殺人鬼と三角関係】

f:id:tableturning:20161103151605j:plain

本人に聞けないのなら第三者に聞けばいい。

考えてみれば当たり前のことだった。

俺はヒルビリーの管理する農場へ足を運んだ。

 

ヒルビリーは農作業の途中だった。

重機に乗って田畑を耕しトウモロコシを丁寧に世話をする。

奴は奴なりに両親が遺した土地を守っているのだろう。

こうしていると殺人鬼には見えなかった。

 

ヒルビリーは俺を見ると快く出迎えてくれた。

採れたてのトウモロコシを差し出してきた。

 

「今日はどうかした?」

ヒルビリーの声は優しい。

俺は、あの後女にあったか?と聞いた。

 

ヒルビリーは間を置いて頷いた。

俺は、はやる気持ちを抑えながら女の様子を問うた。

ヒルビリーは、とくに変化はなかった。と答えた。

いつも通りだった、とただそれだけ。

 

そうじゃない。

俺はレイスとの仲を聞きたかったんだ。

奴らの間に肉体関係があるか。

 

だが、それを口にする勇気はなかった。

喉の奥から焼け付くようなものが込み上げた。

 

ヒルビリーが心配そうに俺の顔を覗き込む。

そんなに気になるならレイスに頼もうか?と、ヒルビリーは言った。

 

俺はいらない。と返答した。

口にしてしまってそこで後悔する。

 

ヒルビリーに仲介してもらい橋渡しをして貰えば良かった。

後から思ったものの前言撤回する勇気はなかった。