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トラッパーの日記 77日目【殺人鬼と三角関係】

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俺は内心焦っていた。

奴隷を家に止めるにはどうすればいい?

 

深夜、奴隷の寝室に忍びこんだ。

静かに、そして無防備に眠る奴隷の姿。

 

俺は奴隷の唇に顔を近づけた。

唇が重なるその瞬間、奴隷は目を開けた。

奴隷の困惑した目が俺を捉える。

俺は構わず唇を奪い奴隷の体を貪り抱いた。

 

「愛している」

思わず口から飛び出した。

今度は酔いに任せた言葉ではない。俺自身の言葉だ。

奴隷は泣いていた。ただ泣きじゃくっていた。

 

「どうして、今更そんなこと言うんですか?」

 

その言葉の意味を、俺は分からなかった。

もしかすると、奴隷は俺のことが好きだったのだろうか?

 

奴隷の服に手をかけると奴隷は涙目で首を振った。

 

できない。拒絶の意思。

 

「やめてください。裏切れません。浮気も二股もしたくないんです」

 

奴隷の言葉を聞き終えると俺は暫く沈黙した。

 

奴隷が俺を受け入れれば裏切りになる。

レイスの怒りが奴隷に向かう。

 

そう考えた時俺のなすべき事は一つだけだった。

 

俺は縄で奴隷の体を縛った。

そして感情に任せて奴隷を犯し陵辱した。

 

全てが終わった時、奴隷は魂が抜けたようにぼんやりとしていた。

帰るべき男と今目の前にいる男。

 

今後の行く先が穏やかでないことくらい容易く予想はつく。

 

俺は奴隷の肩を抱き寄せた。

奴隷は思いつめたように俯くだけだった。

 

違う。

 

こんなことをしたかったんじゃない。

俺はただ失いたくなかったそれだけだ。

 

時間が経っても奴隷をレイスの家には向かわせなかった。

 

全てがバレるのも時間の問題だ。

俺はどうすればいい?