プライドを捨てよう。
俺がしたいことにきちんと向き合うべきだ。
俺は奴隷に惚れていた。
だから奴隷も俺を一番に考えるべきだと思った。
俺だけを愛するべきだと。
だが奴隷は俺に心を開かない。
ヒルビリーやレイスには笑顔を見せるのに俺には見せない。
それが面白くなかった。
全部俺が悪かった。
俺は厳格な上司のようにあいつに接した。
仕事を通じてあいつに近づこうとしたがそれは二人の間に大きな壁になるだけだった。
あいつが思い通りにならないからそのイライラをぶつけた。
仕事で生まれた壁はより一層厚くなった。
俺はいつも都合が良かったのだ。
もう一度やり直したい。
あいつとの関係を。