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ヒルビリーとレイスの三角関係 十八日目 深夜

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突如、扉が暴力的に開け放たれた。ドスドスという乱暴な足音が響き女の被っていた毛布は引き剥がされる。

女はひっ、と悲鳴をあげると腕を掴まれベッドに組み伏せられた。目の前には巨大な男が自分を睨みつけている。

「ヒルビリー!?」

「アイツと付き合ってるのか!!?」

部屋にヒルビリーの怒号がこだました。犯されるか殺されるかされるかと思ったがどうやら様子が違う。ヒルビリーの意外な問いかけに女はきょとんとする。

「お前、レイスと付き合ってるのか!?」

「えっ!あ、付き合ってない。まだ」

二度目の問いに女は答える。

「レイスとはそう言う関係じゃないよ」

ヒルビリーの腕から力が抜けたがヒルビリーはぐるぐると唸り声を上げながら女を睨みつけていた。

「ヒルビリー?」

ヒルビリーの手が女の頬を撫で首に移動する。女の首を絞めるような姿になった。

「オレは、お前をコロシタイ」

ヒルビリーは唸りながら、怒るように憎悪するように怯えるように言った。今にも泣きそうなその姿は苦痛でもがき苦しんでいるようだった。

女はそんなヒルビリーを見つめる。そして手を伸ばしヒルビリーの頬を撫でる。

「愛し方が、分からないのね」

そして首にかけられたヒルビリーの腕をそっと外すと肩に手を添えそっとベッドに寝かせた。今度は女がヒルビリーの上に乗る形になる。

「愛し方を教えてあげる」

女はそう言うと微笑んだ。ヒルビリーは目を見開く。

「愛し方だと?」

「うん」

女は顔を近づけた。

「ダメかな」

「オシエロ」

ヒルビリーは唸るように女を睨む。

「ヤッテミロ、オレを愛せ」

愛せるものなら愛してみろとヒルビリーは言う。女は喜びを感じた。やっぱり人殺しでも、ヒルビリーのことが好きだった。

「じゃあ、するね」

女はそう言うとヒルビリーに口付けをした。

「愛してる」

そのままヒルビリーの顔に何度も口付けをする。

「大好き、好き」

何度も囁きながらキスをした。ヒルビリーの唇に触れながら一度女は顔を離す。

「舌、入れていい?」

「ナンデダ」

「入れたいから」

「カッテニシロ」

女はヒルビリーの口を吸うようにキスをすると舌を滑り込ませた。ヒルビリーの奥深くを探るがヒルビリーの舌は何度も逃げた。

女は口を一度離すとヒルビリーの首筋にキスを落とし赤い跡を残していく。ヒルビリーのシャツをめくり何度もキスをした。

「変な気分だ」

「そうかな」

「体がアツイ」

女は着ていたシャツを脱ぎ上半身だけ裸になった。ヒルビリーの目の前で素肌が晒される。

「ナゼ脱ぐ?」

「脱がないとできないから……かな」

ヒルビリーの胸部に女の胸が押し当てられる。乳房の柔らかさが体に伝わった。

「あ……」

ヒルビリーは呻く。そして手が伸びた。女の背中を探るように這う。

女は受け入れるように身を任せた。ヒルビリーの大きな手が背中を探り腰に触れ乳房を揉む。そして顔を近づけ先端を吸った。

ヒルビリーの舌が女の乳房を這い回る。片手でもう一方の胸を揉みながらそれをしゃぶった。やがて女の背に手を回し女の唇を貪る。今度はヒルビリーから舌を入れ女の口の中で激しく暴れた。

女は呻きながらそれに応える。そしてヒルビリーの股間が膨らむのを感じ取った。

「愛してる」

「オレもだ」

長い口づけが終わると女は微笑みながらヒルビリーのベルトに手をかける。

「何をする!?」

「気持ちよくしてあげようと思って」

女はヒルビリーのベルトを外しジーンズを下ろし始めた。ヒルビリーのそれを出すとそそりたったものに唇を付ける。

「ヤメロ!ヤメルンダ!!」

「え、どうして?気持ちいでしょ?」

「ヨクナイ!ヤメロ!」

女は少し迷ったように考えると唇を離した。

その代わりヒルビリーの下半身にまたがり自身の足の間に密着させる。

「ナニヲヤッテル?」

怯えたようにヒルビリーは問う。

「二人でひとつになるんだよ」

女の中にぬぷりとヒルビリーの先端が埋まった。ヒルビリーのそれに熱が伝わり血が集中していく。全ての鋭敏な感覚がそこに集まりドクドクと脈打っていた。

柔らかい肉の感触がぴたりとヒルビリーを覆い始めていた。ヒルビリーの全身をぞわりとしたものが走る。

「や、ヤメロ。離せ!離せ!」

「きゃっ」

ヒルビリーは女を突き飛ばした。そしてジーンズをはき直し慌てて部屋を出て行った。

「ヒルビリー待って!!」

ヒルビリーは聞かず部屋を出て階段を急ぎ足で降りた。何かに怯えるかのように必死にそれから逃げる。怖い。怖い。傷つけるのが怖い。

ヒルビリーは地下室まで走った。そこには以前自分が監禁されていた部屋があった。部屋は掃除され片付けられている。以前農場の解体が決まったときここも整理されたのだ。

ヒルビリーはその無機質な牢獄の戸を開けると自らそこに閉じこもった。

ヒルビリーは監禁生活に自ら戻ることを決めたのだった。